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特別講演

人工知能研究の現状と最近の取り組み

杉山 将(すぎやま まさし)氏


理化学研究所 革新知能統合研究センター センター長
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 教授


 近年,世界中の企業・大学・研究所で人工知能の研究開発が行われており,その競争はより一層激しくなりつつあります.そのような中,どのようにして基盤技術研究の国際的な競争力を高め,応用分野でその成果を社会還元し,関連分野の持続的な発展に資する人材を育成していくか,大胆な戦略を立てる必要があります.本講演では,人工知能研究の現状を概観するとともに,2016年に開設された理化学研究所・革新知能統合研究センターの取り組みを紹介します.
革新知能統合研究センターでは,基礎研究に軸足をおき,様々な企業・大学・研究所・プロジェクトと連携して,次の5つの事業を推進しています.


 また,講演者のグループが近年取り組んでいる「弱教師付き機械学習」に関する研究成果も紹介します.これは,大量のラベル付きデータが得られない場合でも高精度に機械学習を行うための枠組み・アルゴリズムに関する取り組みであり,近年のラベル付きビッグデータを用いた大規模機械学習に関する研究とは一線を画すものです.